Pico CMSのインストールからページ公開までの解説

Pico CMSは使いやすくて良い子だけれど、日本語情報がやっぱり少ない。

なのでこの記事では、Pico CMSの「インストール〜記事公開」までを解説していくよ。

Picoの特徴

Pico CMSは公式で「バカみたいにシンプルで、すっげえ速い(Stupidly SImple & Blazing Fast)」と謳われているほど、軽量・簡素に特化したCMS。

PHP製のCMSの中で一、二を争うほどの速度と堅牢性が特徴的。

  • ずば抜けた速度
  • 最低限の機能
  • Markdownフレンドリーな環境

この三点が象徴的な部分。

 

ちなみにデメリットはこれ。

  • 管理画面がない!
  • ネット上の情報が少ない
  • 1000記事超えサイトでは重くなるというウワサ

このサイトはPicoを使って構築されてます。

曲者ではあるけれど、非常に使いやすいCMSだと感じているよ。

Picoのインストール

Picoは簡素なCMSなので、一般的なWebサーバーならインストールはかんたん。

動作条件は「PHP5.3以上であること」のみ!

  • 公式サイトから、リリース版をDOWNLOAD NOW
  • 適当にtar.gz(zipの親戚)を解凍&リネーム
  • そのフォルダごとサーバーにアップロード

基本これだけでオッケー。

他サイト様だと「Composerを使ったインストール方法」で紹介されてたけれど、実はFTPのみの環境でも使えるの。

 

仮にhogehoge.comのトップディレクトリにpicoフォルダとしてアップロードしたなら、hogehoge.com/picoにアクセスすれば開くはず。

こうした画面が表示されたなら……やったね! インストール完了!

Picoでのページ追加

Webサイトは更新してナンボ。次はページ追加の方法。

Wordpressとかだと、「管理画面から記事を追加する」おなじみの方法なんだけど、Picoは一味違う。

 

なんてったって、管理画面がないからね! 代わりにFTPなどでMarkdownファイル(.mdファイルとも)をアップロードする必要がある。

 

まずはおもむろにテキストファイルを作成して、{お好みの名前}.mdという名前で保存。

そしたら、そのファイルの一番上にちょっとした文字列を追加しよう。

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Title: テスト用のページ
Date: 2017/09/26
Template: index
---

〜〜ここから記事本文〜〜

これはYAMLヘッダーといって、各ページのMETA情報を詰め込む部分になるよ。

ちなみに上の例文はこういう意味になっている。

  • Title: 記事のタイトル。すごく重要
  • Date: 記事の更新日時。必須じゃないけど、つけとくと何かと楽だよ
  • Template: 各記事でのテンプレート選択。必須じゃないよ

初期状態だと、pico/content-sampleに記事用のファイルが入ってるから、テスト記事はそこに入れよう。

ファイルをcontent-sampleにアップロードして再アクセスしてみると……。

はい、右上にご注目。

 

新しく出来たページを開くと、こんな感じ。

YAMLヘッダーの下に書き加えた文章が、HTML形式に変換されて出力されてるね。

contentとcontent-sampleの違い

上ではcontent-sampleフォルダを使ったけれど、contentフォルダを使っても良い。

というか、本気でサイト運営する際には、contentフォルダを新規作成して、pico/content/~~と入れていったほうが良い。

 

contentフォルダを作成すると、自動でcontent-sampleフォルダが無視されるようになるので、サンプルデータを消す手間がなくなるんだよ。

これは便利な仕様だけど、知らないとちょっと戸惑うから注意ね。

configからサイト名を変更する

記事は公開できたけど、まだサイト名がデフォルトのPicoのままになっている。

これでは画竜点睛を欠くので、名入れの儀式を執り行おう。

 

儀式のために、pico/configフォルダ内のconfig.php.templateをリネームするかコピーして、config.phpを作成。

つまり、pico/config/config.phpとなる。この配置が重要。

 

そうして出来たconfig.phpは、こういうふうになってるはず。

〜〜割と長い英語説明〜〜

/*
 * BASIC
 */
// $config['site_title'] = 'Pico';              // Site title
// $config['base_url'] = '';                    // Override base URL (e.g. http://example.com)
// $config['rewrite_url'] = null;               // A boolean indicating forced URL rewriting

〜〜以下、いろいろ設定が続く〜〜

プログラムではおなじみ、コメントアウトされてる状態だね。

  • 活用したい部分のコメントアウトを外す
  • PHP文なので、行末の;を忘れないようにする
  • 同じく、設定値を''""で囲むのを忘れないようにする

これに注意しつつ、サイトタイトルを書き換えてみましょ。

/*
 * BASIC
 */

$config['site_title'] = 'てすとサイト';

〜〜ほかはノータッチ〜〜

要するに、コメントアウトを外して、好きなタイトルを指定するだけ!

これを書き換えて保存したら、もう一度サイトにアクセス。すると……。

ほいっと変わりました!

もし変わってなかったら、キャッシュ削除サーバー側PHPの再起動などを試してみるといいよ。

URLのクエリ形式を変更する

最後にもうひと手間だけ。

単一記事ページのデフォルトURLは、pico/?test-pageといったようになっている。

 

PHPらしい素朴さがあるけど、ぶっちゃけスマートさに欠ける表示。

これの解決法はいくつかあるけど、ここではPico組み込みの機能を使ってみよう。

 

前提として、使用中のサーバーがApacheのmod_rewriteモジュールを有効にしてる必要がある。

それだけ確認したら、さっきと同じようにconfig.php$config['rewrite_url']を、$config['rewrite_url'] = true;に変更するだけで良し。

 

もしあなたのサーバーがNginxを使ってるなら、Docs | Picoでのやり方を使えば動くはず。

Pico公式のNginx対応ページもあるから、参考にしてみてね。